
複数機制御モード作業効率と制御範囲の向上

MG-1P RTKは、最大5機まで機体を操作することができ、シングル パイロット操作での効率性は2倍以上にアップします。また、 本製品の送信機は、制御範囲が最大3km[1]まで延び、その範囲での高解像度動画伝送を実現。同時に飛行安全性も向上しました。 新しい送信機は、4Gワイヤレス通信/交換可能なバッテリー/新設計のアンテナを採用し、日常業務の利便性がより高まります。

FPVカメラ安全性の高いビジョン

農業ドローンMG-1P RTKでは、123° FOV広角カメラを搭載し前方正面方向のライブビューをクリアに伝送。また長距離オペレーションでは、 送信機の一体型ディスプレイに障害物回避情報が表示され、安全性を強化。FPVカメラ映像で、ユーザーは簡単にA/B地点やウェイポイントを 記録できるので、作業の正確性も効率性もアップします。
飛行性能安定性、信頼性、安心感
8台のローターを搭載したMG-1P RTK 農業ドローンは、向上した推進力と制御アルゴリズムを兼ね備えています。飛行中に一部のアームやモーターが故障したとしても、飛行の安全性は確保されます。また、モータードライブシステムには、冗長性を備えた通信リンクが搭載され、もし一つに障害が発生した場合でも、バックアップリンクに切り替わり、不具合を解消します。
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アップグレードした高精度レーダー包括的な安全性を実現
MG-1P RTKに搭載されたレーダーシステムには改良が加えられ、従来機MG-1Sと同様の高精度地形検知レーダー3台と障害物回避レーダーを一か所に統合。 その結果、検知感度が倍増し、多方向におよぶ障害物検知[2] が可能になったため、障害物検知と自動地形認識の能力が著しく向上しました。 MG-1P RTKは、センチ幅の送電線を15m先からでも検知でき、木の枝や他の障害物なども同様に回避し、機体を安全に飛行させることができます。 能動的な障害物検知は、明るさや塵埃に影響を受けることなく、昼夜を問わず機能します。さらに、レーダーシステムの保護等級はIP67を達成し、 防塵性/防水性共に強化されています。 (タイで販売されているMG-1Pモデルには、MG-1P高精度レーダーは搭載されていません。)
MG-1P RTK耐干渉性を備えた正確な測位
MG-1P RTKは、DJIの高精度D-RTKナビゲーション技術と測位技術を搭載。産業分野への適用には必須であるセンチメーターレベルの3Dポジショニングを実現します。デュアルアンテナ方向探知技術により、電磁干渉に対する強力な耐性を実現し、機体が高圧電線の近くや複雑な環境下を飛行している時でも、機体の安全性が保たれます。MG-1P RTKは、ベースステーションとD-RTKTMハンドヘルドマッパーと連携[3]。一体型RTKモジュールからの測量データを受信するすることにより、的確に圃場を計測できます。また、正確なタスク作成を実施するために必要な計測結果を送信機に伝送します。
MG APP 2.0実用的でパワフルな操作モード
MGアプリ v2.0には新しい操作モードが追加されています。複数機制御モードの操作は簡単かつ直観的。ユーザーは1台の送信機で複数の機体を操作できます。 もう1つの新しい操作モードは、バンク旋回モード。飛行経路を最適化し、作業の効率性を最大20%までアップさせることができます。 これらの新しいモードに加え、A-Bルート作業モード、マニュアル操作モード、マニュアルプラス操作モードもこれまで通りに使用可能で、 操作の選択性が広がります。スペック
MG-1P RTK
機体フレーム
対角ホイールベース | 1500 mm |
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フレームアーム長 | 619 mm |
サイズ | MG-1P RTK:1460×1460×616 mm (アーム展開時、プロペラなし) 780×780×616 mm(アーム折りたたみ時) |
飛行パラメーター
総重量(バッテリー含まず) | 9.7 kg |
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標準離陸重量 | 3.9 kg (MG-1P RTK) |
最大離陸重量 | 24.8 kg(海抜) |
最大推力重量比 | 1.71(離陸重量23.8 kg時) |
電源バッテリー | 指定のDJIバッテリー(MG-12000P) |
消費電力 | 6400 W |
ホバリング消費電力 | 3800 W(離陸重量23.7 kg時) |
ホバリング時間* | 20分 (@12000 mAh & 離陸重量13.7 kg時) 9分 (@12000 mAh & 離陸重量23.7 kg時) * ホバリング時間は、風速 3m/s未満、海抜約0mで測定。 |
最大動作速度 | 7 m/s |
最大飛行速度 | 12 m/s(P & Fモード、GPSあり)、 15 m/s (Aモード) |
運用限界高度 (海抜) | 2000 m |
推奨動作環境温度 | 0 ~ 40°C |
機体RTK
測位システム | GPS+GLONASS(グローバル)またはGPS+Beidou(アジア太平洋) |
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周波数点 | GPS L1&L2、GLONASS F1&F2 アジア太平洋:GPS L1&L2、Beidou B1&B2 |
測位精度 | 平面:1 cm + 1 ppm |
高さ | 2 cm + 1 ppm |
方位精度 | (0.2/R)° ここでのRは2本のアンテナ間の距離。単位はメートル。 |
速度測定精度 | 0.03 m/s |
送信機充電器
モデル | A14-057N1A |
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電圧 | 17.4 V |
定格出力 | 57 W |
バッテリー
バッテリーモデル | MG-12000P |
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電圧 | 44.4 V |
放電率 | 20 ℃ |
保護等級 | IP54 |
容量 | 12,000 mAh |
重量 | 4.0 kg |
高精度レーダーモジュール
モデル | MIC(日本) & KCC:24.05 GHz~24.25 GHz SRRC & CE & FCC:24.00 GHz~24.25 GHz |
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動作周波数 | 60.9 V (14S LiPo) |
EIRP(実効輻射電力) | MIC(日本)/KCC/FCC/CE: 20dBm、SRRC: 13dBm |
レーダー形式 | FMCW |
動作環境温度 | -10 ~ 40°C |
精度範囲 | 0.10 m |
レーダーサイズ | 109×152 mm |
電源入力 | DC 12 V~30 V |
レーダー重量 | 406 g |
動作周波数 | 60.9 V (14S LiPo) |
消費電力 | 12 W |
保管環境温度 | 保管期間3ヵ月以内:-20~45°C、保管期間3ヵ月以上:0~28°C |
高度維持 &地形フォロー | 高度測定範囲:1~30 m、 高度維持範囲:1.5~3.5 m |
障害物検知範囲 | 1.5~30 m (障害物の材質、位置、形状、その他性質に依存) |
動作条件 | 機体の相対高度は1.5 m以上、飛行速度は7 m/s未満 |
安全距離 | 2.5 m |
障害物回避方向 | 飛行距離に準じた前方および後方障害物回避 |
保護等級 | IP67 |
噴霧システム
噴霧タンク | |
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容量 | 10 L |
標準動作ペイロード | 10 kg |
最大バッテリーサイズ | 151×195×70 mm |
ノズル | |
モデル | XR11001VS(0.379 L/分) |
推奨モデル | TX-VK8 (0.525L/分) |
数量 | 4 |
液滴サイズ (XR11001VS) | 130~250 μm (動作環境および噴霧速度に依存) |
送信機
モデル | GL300N |
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動作周波数 | 2.400 – 2.483 GHz(欧州、日本、韓国) 5.725 – 5.850 GHz (中国、米国) |
最大伝送距離 | NCC/FCC:5 km、 SRRC/CE/MIC(日本)/KCC:3 km |
EIRP | 2.4GHz:CE/MIC(日本)/KCC:<20 dBm、 5.8GHz:SRRC/NCC/FCC:<26 dBm、 |
出力電力 | 16W |
動作温度範囲 | -10 ~ 40°C |
保管温度範囲 | 保管期間3ヵ月以内:-20~45°C保管期間3ヵ月以上:22~28°C |
充電温度範囲 | 5 ~ 40°C |
送信機充電ハブ
モデル | WCH2 |
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出力電圧 | 8.7V |
最大出力電流 | 6A |
MGインテリジェントバッテリー充電器
定格入力電圧 | 100-240 V |
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最大入力電流 | 15A |
同時充電可能バッテリー数 | 2 |
充電モード | CC/CV |
定格出力電圧 | 50.4 V |
総出力電力 | 2400 W |